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気が付かないうちに嫌われている!? それってアスペルガー症候群のグレーゾーンかも!? [コミュニケーション]

気が付かないうちに嫌われている!?

それはもしかしたらアスペルガー症候群のグレーゾーンかもしれません。
以下の項目のような違和感を感じていませんか?

1 なぜかいつの間にか嫌われていることがある。
2 善意が伝わらない。
3 いつも誤解されている。
4 相手の言っていることが嫌味かどうか分からない。
5 相手の言っていることが冗談か本気か分からない。
6 聞き返しても教えてくれないことがよくある。
7 説明が長いもしくは細かすぎるといわれる。


アスペルガー症候群のグレーゾーンの人にこんなエピソードがあります。


女性の友人関係で起こることが多いのですが、
はじめはとても仲良くしていたはずなのに、
数か月、数年単位で付き合っていると
「あれ?もしかして嫌われてるのかな?」 と思う態度をとられはじめます。


はじめは気のせいだろうと気にしないようにしても、
相手の態度はどんどん悪くなります。
何とかしなければと思って行動するころにはもう手遅れ。
絶交状態になってしまいました。


このような経験をお持ちの方は、
アスペルガー症候群を疑ってみたほうがいいかもしれません。


アスペルガー症候群という名前は
最近では一般の認知度も上がってきましたが、
自閉症スペクトラムという発達障害の考え方の一部分を指す言葉でもあります。


分かりやすく説明するためにあえて語弊のある言い方をしていますが、
アスペルガー症候群の特性が重くなっていくと自閉症となり、
逆に軽くなっていけば一般人となります。


しかしこれらの区別は数値化や線引きが非常に困難です。
そのためスペクトラムという名前が付けられています。


スペクトラムの意味を辞書で調べると、
意見・現象・症状などが、あいまいな境界をもちながら連続していること。
とあります。


虹を思い浮かべると分かりやすいのですが、
赤からオレンジ、黄色と順に色が変化していきますが、
どこで赤からオレンジに切り替わったのか正確に線を引くことはできないと思います。


アスペルガー症候群をはじめとする自閉症スペクトラムもどこからが障害、 つまり日常生活に支障が出るかという線引きができない障害なのです。

就業ができない等の場合は医師も診断できますが、
一見普通に働けたり、
友人や恋人がいる人の場合は見過ごされがちです。


しかし本人はとても生きづらさを感じている場合もあり、
冒頭で紹介したエピソードの件につながってきます。


そういった方をグレーゾーンのアスペルガーと呼んでいます。
(本当は自閉症スペクトラムのグレーゾーンというほうが正確な気がしていますが、
知名度等を考慮するとアスペルガーという言葉を使ったほうが伝わりやすいのが現状です)


グレーゾーンとはいえ、
自閉症スペクトラムの特性を持っている場合、
周囲とのずれの修正は学習によってしか改善できないことも多いです。
周囲の人を良く観察し、認識し、
上手に対処できるようになり、
少しでも生きるのが楽になることを願っています。


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