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発達障害の診断を専門医にしてもらう2つの大きなメリット [発達障害]

発達障害の診断を専門医にしてもらう2つの大きなメリット


子供のころから
「自分はほかの人とはどこか違う」
「みんな笑ってるけど何が楽しいのか分からない」
「同年代の子たちと同じ遊びに興味が持てない」
などの違和感を感じていませんでしたか?


他人と違うのは分かるけど、
どこがどう違うのかよく分からないような違和感です。
もしそうならそれは
ADHDやアスペルガー症候群などの 発達障害かもしれません。


そのような特性に気づきつつも、
あまり気にせずに生きていくこともできますが、
自分の特性をしっかりと理解し、
自分も周りもより生きやすくすることも可能ですので、
一度専門医の診断を受けてみることをお勧めします。


専門医院での受診までの流れについて、
病院探しの記事のリンクをこちらに貼っておきます。
http://communication-johse.blog.so-net.ne.jp/2017-11-14




とはいえ、
発達障害に関しては
まだまだ偏見や間違った知識を
持っている人もいますし、
もし診断を受けて自分が
『障害者』であるという事実を
いまさら突きつけられるかもしれないことが
怖いと思う人もいるでしょう。



そこで今回この動画では、
発達障害の専門医を受診するメリットを
お伝えしていこうと思います。




1 『自分を理解できる』


前置きの部分でも触れましたが、
発達障害の特性をもつ人は、
そうではない多数派の人との間に
違和感を感じている場合が多くあります。

「ここが違う」
「あそこが違う」
と一つ一つ自らの経験で発見して、
問題が起きないように
何とか対処をしていくのはとても大変なことです。


今までもそうして生きてきたという方も
少なくないかと思いますが、
そこには人としての個性と
発達障害からくる特性が現れているでしょう。


その発達障害の特性を学ぶことによって
「ああ、今までのこの考え方や
こういう気持ちになる理由には、
発達障害の特性の影響があったんだ」
と腑に落ちる場面が出てくるでしょう。



自身がどのような特性をどのくらい持っていて、
それが発達障害当事者の中では
どのくらいの度合いなのか、
といったことを専門医の診断を
受けることによって知ることが出来ます。



2 『他人に論理的に納得してもらいやすくなる』


専門医の診断を受けることによって、
客観的に特性が認められることになります。

多数派の定型発達の人たちにとって、
発達障害当事者が「自分が感じている事実だから」
という主観的な表現は説得力を持ちません。

客観的でなければならないのです。

「本に載ってるこの特性全部に当てはまる」
と説明してもまだ足りないでしょう。

こちらは事実を認識してほしくて説明しているのに、
相手からは「気にしすぎだよ」
「誰にでもあることだよ」
「そんなふうには見えないよ」と
彼らなりの励ましの言葉や
気遣いを受けるかもしれません。


発達障害の特性を持たない人にとっては、
その特性を持つことが
どういうことか分からないですから、
彼らの理解を得やすくするためには
権威のある専門医からの診断が
とても役に立つカードになります。


とはいえ注意しておきたいのは
「専門医に見てもらったから」と
一点張りになってしまうと、
「発達障害だからできなくても仕方ないでしょ?」
と言っているように受け取られかねないことです。



そうなると免罪符として使っていると思われ、
より一層聞く耳を持たれなくなる場合がありますので気を付けてください。




さて、ここまで発達障害の診断を専門医に
してもらう大きなメリットを二つご紹介しましたが、
発達障害をカミングアウトするとなると
デメリットもあります。

その一つが世の中の偏見です。


ですのでカミングアウトする場合は
状況や相手を見極め、
必要な範囲内でするようにしましょう。

「嘘は嫌だ」
「白か黒かはっきりさせたい」
と思うかもしれませんが、
その考えはもしかしたら
発達障害の特性からくるこだわりによる
ものかもしれません。

誰も傷つかない嘘や方便、
グレーという色も案外いいものかもしれませんよ。


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