コミュニケーションが取れない！？ それってアスペルガー症候群かも！！

みなさんの周りにも空気の読めない人や
いつも浮いた行動をしてしまう人、
いわゆるK Yの人はいませんか？

もしかしたらその人は
アスペルガー症候群かもしれません。
アスペルガー症候群の人は
周りを困らせるだけでなく、
本人も困っている可能性が高いです。

当事者も周囲の人も、
アスペルガー症候群の特性を
しっかり理解していき、
ストレスのない
コミュニケーションをとれたら良いですね。

それでは
アスペルガー症候群の特性を見ていきましょう。

ただし、
すべての人がこの特性に当てはまるわけではなく、
人それぞれ特性の強弱もあるので注意が必要です。



1　コミュニケーションが苦手

①　あいまいな言い回しや身振りが理解できません。
例
「アレ取って！」のアレって何？

「いつものとこに置いてあるから！」
のいつものとこってどこ？

少し離れたところで
こちらに目を合わせ手を挙げているときの意図。
呼んでいるの？待てということ？

等々。

②　言いにくいことを濁した表現を理解できません。
例
バンドや吹奏楽のメンバーに
「最近忙しいの？」と聞かれた場合、
「家でちゃんと練習してる？」
という気持ちが込められていたとしても
察することが出来ません。

等。

③　話している相手と目を合わせられない。
話を聞いていないような印象を
相手に与えてしまう。
訓練や学習によって
目を合わせられるようにもなるが、
意識して行うことが必要なため
ひどく疲れてしまうこともあります。


2　社会性が乏しい
①　人の気持ちやその場の雰囲気を感じ取れない。

例
唐突に「○○ちゃん最近太った？」
などとにこやかに言う。
本人的には
「少しふっくらしたほうが女の子はかわいい」
と思っていたりして、
実は褒めたつもりだったりすることもあります。

相手が気分を害していることや、
周りの空気が凍りついていることに
気づけないため関係が悪化してしまう。
ただし
「女の子に太ったなんて言ったら傷ついちゃうよ！」
などという切り替えしを受けた場合は、
学習して次から言わなくなったり
「かわいいと思ったんだよ」
とフォローを入れることもできます。

アスペルガーの人は誤解されやすいですが、
思いやりの気持ちを強く持った人も多いし、
学習ができないわけでもありませんので、
周りの人が
しっかりと言葉で伝えてあげることも大切です。

②　T P Oに合わせた行動がとれない。
例
「平服で」と言われカジュアルな服装で現れる。

品のあるパーティーで
つつましく振舞うことが出来ない。

等々。

3　想像するのが難しい
①　自分だけの決まりごとが崩れるのを嫌う。 例
あの場所へ行く場合
あの店のあのパンを必ず買う。
などの決め事がある。

②　通いなれた道順や ものの置いてある場所が変わるのを嫌がる。

これらの特徴は、
先を想像するのが苦手なために
突発的な出来事に対して、
著しい恐怖を感じるために起こります。

決してただわがままを言っているわけではない、
ということを理解しましょう。
当事者の人は自分の特性によるこだわりすぎ
であることを自覚すると
ストレスが減るかもしれません。

以上がアスペルガー症候群の3つの特性です。
ただし先にも言った通り、
すべてのアスペルガー症候群の人に
この特性が当てはまるわけではなく、
特性の強弱も人それぞれです。
個々の特性をしっかり認識していくことが大切ですね。

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